旅行 倫敦2010年11月
その０ 人生初の海外
ロシア上空
自分の治療院を開業して、もうすぐ１０周年。
人生初の海外旅行に至るまで、随分と年齢を重ねてしまった。
２０歳代の頃は、正直あまり外国に興味がなかった。
興味を持つゆとりすら無かったのかもしれない。
それが、色々と世の中の物事について解ってくるほどに、じわじわと、異国に対して魅力を感じるようになってきていた。
高木が３３歳の時、一月のある日の昼過ぎ、突然思った。
「何故、自分は日本語だけしか話せないのだ、承服できない。」
勉強してないのだから当たり前、でありながらも、そう思った。承服できなかったから、その日から即座に英語の勉強を開始し、それが今（2015年3月）になっても尚、英語の勉強の習慣が続いている。
ほぼ毎日CNNニュースを見て、英語のサイトを色々見て、海外の動画を楽しんで、英語のチャットにも参加出来るようになった。オーストラリア人の鍼灸師の鍼灸院見学を受け入れ、拙い英語で実技指導して、観光案内もしてみたり、日本語は話せないが英語は話せる患者さんが複数来院して下さったり・・・・
英語を勉強しはじめてから、私には全く無縁と思っていた事が、次々と実際の生活に降りかかってきた。というか自ら呼び込んだ。
英語が少し出来るようになっただけで、感動出来る場面がとても増えた。英語を使う場面が増えるほどに、少しずつではあるが、英語力の上達を実感できる。
不可能が可能になる、成長とは純粋に嬉しいものだ。幸せに直結する。
そして行ってみたくなった・・・・・英語圏に。
初の海外、グアムやハワイでは、何か生温い気がした。団体ツアーも、生温いと思った。だからあえて、好き好んで冬のロンドン一人旅を選んだ。
ロンドンをよく知る方々なら、まずお奨めしないであろう、冬のロンドン。
観光には適さない季節らしいが、修行には最適なはずである。
と自分に言い聞かせつつ。
その１ ロンドン・ヒースロー空港へ
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福岡市の鍼灸院
Takagi Acupuncture Study鍼灸専門 高木治療院
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