旅行 倫敦2010年11月
その２６ コベントガーデンの罠
ピカデリーサーカス駅より、北東の方角へ向かう。
「ロンドンっ子は傘をささない。」
ガイドブック「地球の歩き方」に確か書いてあったような。
素足にサンダルの女性もちらほら。歩道には水溜りもあるし、しかも氷水。
ふらふらと歩いていると、いつのまにか、ショッピングモールのようなところに居た。
やはり、クリスマスっぽい装飾が、いたるところにある。
電話ボックスがオシャレだ。ロンドンバスを彷彿とさせる。
広々とした空間で、パソコン。
アップル・コンピューターの販売店だった。
あちこち歩き回り、少し疲れた。休憩がてらに、地下鉄に乗って移動しよう。
最寄の駅をさがす。
おお、ケーキ！
地下鉄のコベントガーデン駅を発見。そういえば、パディントンで１軒のパブを
先日見つけていた。そこに行って、ビールを飲もう。
駅には、エレベーターで上にいくのか・・・。
そのエレベーターは、やたら混雑していたので、その反対側、近くにあった階段を使って上がろう。
緊急時用の階段か、１９３段。その段数がいまいちピンとこない。
まあ、これで上がってみよう。
・・・・・・
これが、とんでもないコトに。
窓も無いグレーの螺旋階段を、ただひたすら上がるのだ。
１９３段、傾斜がけっこうある。とっても長かった！
そして上階にやっと到着！
そこで絶望する。
鉄格子の先に駅の改札・・・。つまり行き止まりだったのだ。
写真撮るのを忘れるほどの虚脱感。
１９３段の螺旋階段をトボトボ降り、混雑するエレベーターに乗って上階へ再び。
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