旅行 倫敦2010年11月
その16 マーブルアーチのマダム
徒歩でホテルに帰る途中、地下鉄駅マーブルアーチを見つけ、駅内を散策。その途中、金髪中年マダムに声をかけられた。自動券売機で、1ポンド硬貨と50ペンス硬貨をオイスターカードにデポジットしたいが、操作がわからずお困りの様子。
マダム「Pease excuse me, オイスターに1.5ポンドいれたいんだけど、どうやればいいの?」
観光ガイドには、オイスターに現金を券売機でチャージするのは可能って書いてあったのを何となく覚えていたものの、まだ自分は実際にやった事が無かった。
高木「やってみますね。ええっと・・」

初めてみる画面にもたつき、なかなかうまくいかない。
入金する選択・指示を示すボタンが見つからない・・・。
マダム「Ok、ありがとう、でももういいわ、別の人に頼むわ。」
と、そそくさと私に見切りを付け、近くを通りかかった若い女性に頼んでみるも、「私も知らないわ」と即答、あっさり断られてしまっていた。
それとほぼ時を同じくして、私は券売機の表示を日本語表記に変える方法を発見!
高木「私の国の言語がある!」
画面最下部に小さく「日本語」と表示されたパネル部分を押し、ガイダンスに従うと、見事に画面は完全日本語表記になった。外国にありがちなヘンテコ日本語ではなく、バッチリローカライズされている。よし!これでいける!
とその時・・・
マダム「あら、中国語ね!!」
ずっこけた。
高木「NO! JAPANESE!」
思わず声が大きくなってしまった。
マダムが申し訳なさそうな表情をした。いかんいかん、ちょっとムキになってしまったようだ。
ガイダンスに従い、オイスターを読み取り機にかざし、入金する選択、そして1ポンド硬貨、50ペンス硬貨をマダムが機械に投入。
そして入金後の残高チェック、よし、これでうまくいくはずだ。
・・・・・・・・・・・・
そこでトラブル発生。
50ペンスしか、入金されていない・・・
マダム「ちょっと!私は1.5ポンドいれたのよ!?私の1ポンドはどこにいったの!?」
表情が一瞬でこわばり、周囲をキョロキョロしはじめるマダム。
なんと、私を盗人扱いか!?
マダムの混乱に私もつられて焦ってしまったが、あわてて硬貨返却口に手を入れると、1ポンド硬貨はそこに返されていた・・・。ああ、よかった。
高木「ああ、ありましたよここに!もう一回どうぞ。」
もう一度同じ手順で入金作業を行い、そして残高確認。
・・・・・・
無事入金完了!
お互い、表情がほころぶ。
マダム「Oh,you did! Thank you〜!!」
困難と喜びを共有した私とマダムは、思わず互いにハグしそうになったが、同じタイミングで踏みとどまり、私はマダムの両上腕を、ハグしそうになった手の位置のまま軽く2度ポンポンとたたき、喜びを分かち合ってお別れした。
「入金する」が英語でどう表記されていたかと言うと、私が高木が想定していたモノ、add、supply、deposit・・・とは程遠いものであった。
・・・・・・「pay as you go」・・・・・・
そんなもん、わからんわ!
あんなに英語上手なマダムにもわからなかったのだ。また一つ、勉強になりました。
基本単語「go」、go=行く、などと理解していては日常会話すら満足に出来ないということを、痛切に感じた。
そして、この後にも「go」を思わぬ形で聞くことになる。
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