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鍼灸専門・高木治療院・鍼灸師高木の日記です。
福岡市の鍼灸院 高木治療院
〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号 高木治療院
旅行 倫敦
2010年11月
その33 帰国の日
さて、目が覚めた。午前3時過ぎか、また恒例の未明徘徊といきますか。その前に、体温を上げておこう。
風呂に入ったり、片付けをしたり、ボーっとしたりしながら、外出の準備。
かろうじて雨は降っていないが、路面は雨の後という感じ。
毎度のことながら寒い、でも、この寒さとも本日でお別れだ。今日の夕方の便で、日本に帰るから。
マクドナルド・オックスフォード・サーカス店の朝のティータイムも、これがとりあえず最後。ちょっと寂しい気もする。
本日は、店内は閑散としている。紅茶を飲みながら、日本の天気やニュースをチェック。
ホテルに戻り、部屋でテレビを観る。 お、何やら料理番組らしきものが。
ん! 炊飯ジャー!?
炊飯ジャーで、タコスを作っている!?
デレビショッピングの番組であった。通信販売だ。
炊飯ジャーを、「MAGIC COOKER」という商品名で宣伝している。
色々な料理がコレ一つで作れる、魔法のような調理器なのだとか。
和食が見当たりませんが、気のせいでしょうか。
午前8時半を過ぎ、ホテルに戻り朝食。
代わり映えしないメニューとも今日でお別れ。
ローファットなベーコンを沢山食べておこう。
日本では御目にかかれないと思うから。
珍しいシリアルもいくつか味見。
まあ、どれも似たような味。
いつもの朝食の会場は、いわゆるバイキング形式、セルフサービスなのだが、給仕さんは複数居る。そして、食事中にコーヒーや紅茶を継ぎ足してくれたりしていた。
そろそろ食事を終えようとした頃、頼んでもいないのに、小柄な東洋人風のウエイターさんが、私のカップにコーヒーを継ぎ足しながら、笑顔でこう私に言った。
「 I know where you are from.(キミがどこから来たか、僕知ってるよ)。」
んっ、何だ?と思うと、ウエイターさんはお辞儀のような仕草をして、こう続けた。
「 ドウモ。 」
アクセントも完璧な日本語だ。
思わず笑ってしまった。そして、私もそれに返事をした。
「どうも。」と軽く会釈をする。
上機嫌で去ってゆくウエイターさん。
突然発生した、短いコミュニケーションだったが、何だか心地よい。
・・・・・・
コーヒーを飲み干し、食事を終え、席を立つ。レストランから出る前、さきほどのウエーターさんとすれ違う。
「ドウモ、サヨナラ。」
私もそれに笑顔で答える。
「どうも、さよなら。」
宿泊の最終日に、この出来事。初日だったら、もっと良かったのに。
いや、またこのホテルに宿泊する日が来るかもしれない。
しばらく部屋でのんびりしたあと、身支度を終え、チェックアウト。
お土産、買いにいかなきゃ、だな。
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