もうすぐ2才、毎日の公園通いと自宅器物破壊活動など、色々な経験の積み重ねを柱として、父親である鍼灸師高木との日々のレスリングごっこ鍛錬、というか、ただ取っ組み合いで遊んでいるだけ、の甲斐も少しはあり、丈夫な足腰を順調に身に付けつつある息子。
90%以上は妻の努力あっての息子の成長。
老若男女、丈夫な足腰は健全な心身の発達にとって大変重要なんです。
しゃがむ。
足腰の筋力と柔軟性にバランス感覚、安定した低い重心を維持する必要のあるこの姿勢、日々の遊びの中で自然と身につけたみたい。
ちょっと崩れた正座でハミガキ。
正座が出来ない子供が増えてきているようで、心配なのは、正座が出来ない程に柔軟性やバランス感覚を鍛える機会がない、といっても特別なことでなく、楽しく存分に遊んであげる事、を充分してもらえていない子供が増えてるって事なのか、どうなのか。
「だっこ」を要求。
子供の「だっこ」の要求を断るほどに重要な用件など、普段滅多に無いはず。疲れていようが少々腰が痛かろうが、自分は99.99%応じてます。この頃は、高木はいつも腰を痛めておりました。自分の治療も追いつかない程、だっこによる腰の負担が大きかったから、当然の事。
抱き癖がつく? 甘え癖がつく? 誰でしょうね、こんな事を言い始めたのは。
ただ「だっこ」を面倒なことと決め付け、それから逃げることを正当化するための方便だったりして。
子供は好奇心旺盛、だっこされっぱなしは退屈なものです。満足すればすぐに別の事をやりたくなり、「降ろせ!」と言わんばかりに動き出します。しばらく遊ぶとまた寄ってきて、「だっこ」。愛情に満たされている子供の場合は、ですが。
面倒なんて思わずに、いつでも「だっこ」を子供が満足するだけ、存分に与えてあげれば良いと思います。
いつでも「だっこ」して貰えると知っていれば、信頼関係が出来ていれば、しがみついて離れない、おとなしくして欲しい時ほど暴れ叫ぶ、なんて事はとても少なくなる(ゼロにはならない)と思います。
驚き、喜びの機会をただ親はお膳立てするだけ、そして無制限無償の愛情提供を約束する、それだけで子供ってどんどん色々な事柄を理解・吸収していくものですね。
人間らしく
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