私こと鍼灸師の高木は、鍼灸師国家試験を通過したのが21年前。
大学在学中も含めれば、もう人生の半分以上を鍼灸の世界で過ごしてきたことになります。
国家試験の前夜、大学の同級生達と試験会場の近くのホテルに宿泊して、本番に備えていたのを、思い出した。会場って、どこだったっけか?
あれは誰だったかな、人生かかった国家試験の前夜だというのに、ビール飲んで、はしゃいでたヤツ。
自分には、そんな度胸は無かったですね。
結局そいつも無事に合格していたから、笑い話で済む話。
あ、落ちてたら、もっと面白い笑い話になってましたわ。
18歳の時から鍼灸の世界に身を投じ、40歳過ぎてもこの世界で食っていけている事に、そう望んで生きてきたのだからまあ当然と思いつつも、よくもまあ、ここまでやってこれたという安堵も大きいです。
患者さんと向き合い、健康についての会話ばかりしてきた20年。健康についての興味関心は常に高い、というか、もう私の人生の何割かがそれなんですね。
筋金入りの健康オタクとなった私が思う、キング・オブ・健康食が、納豆。その存在感は絶大、全く揺るがない。
味良し・価格良し・栄養良し。昼食は納豆と雑穀入り米飯を基本としているだけで、その健康効果は計り知れません。
健康オタク的生活のお陰なのか、脳の働きの衰えをあまり感じなくて済んでいます。
食生活が脳を作ると言っても過言ではないと思ってます。
もちろん運動も、超重要。脳に血液を多く送るには筋肉量とその活性が必須なので、筋肉を鍛える事は脳を鍛えるに等しい。そしてそんな事実を知る人はごく少数であるのもまた事実。
ん?もしかして、老化の影響で己の脳の劣化にすら気づけていないのかも?
いやいや、多分大丈夫。
例えばこれを書いている2018年の6月末日。IoTも仮想通貨もブロックチェーンもベーシックインカムも大体自分の言葉で大まかに説明出来る。英会話の能力も毎年上達している、毎週SKYPEで日本語の通じない外国人と英語だけで喋ってますから。
久しぶりながらもこうやって、PCいじりながら自分のサイトも更新出来ているので、まだまだ大丈夫そうですし。
健康維持で気を付けている事と言えば、睡眠時間が長いんです。
毎日8時間以上寝てます。30代前半の頃、夜更かしを一切止めることにして、いまも継続中。
もう既に、人生の折り返し地点を過ぎてますね。
「Work as life.」寝ている時間以外はすべて仕事、仕事は趣味、趣味は勉強、勉強は遊び、好きな事ばっかりやることでその専門分野で突出した能力が楽しく自然と身に付き、その能力が人の役に立つ。この生き方と自分の現在のスタンスを合致させることが、最近になって、出来るようになっていたと気付く事が出来たんですよ。
もっと早く気付きたかったと思えど、これは今やっと気付く事が出来るステージに到達したから今になって腑に落ちたのだ、というのが正解ではないかとも思えたりもしてます。
急速な時代の変化に対応すべく、楽しく学び続けて行ければそれが幸せ。リタイアで悠々自適な第二の人生?まだ働けるのにリタイア?それって人間としてオワコン化って事と解釈されても否定出来ないのではないか?とか個人的に思うようになりつつあり・・。物事を知れば知るほど、若い頃とは考え方が大きく変わってきました。
とりあえず、あと30年は脳を養いつつ現役で、やりがいのある仕事としての臨床の継続を目指したいです。
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