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鍼灸専門・高木治療院・鍼灸師高木の日記です。

〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号 高木治療院

育児

春日助産院の説明会に参加


 春日助産所の説明会に行ってきた。
出産・育児に対する価値観が大きく変わった。


春日助産院
春日助産院の説明会に参加する妻に付いていった。
春日助産院のホームページや、出産体験された方のブログなど、また治療させて頂いている患者さんからのお話などで、あらかじめ若干の情報収集をしていたが、百聞は一見にしかず、説明会に参加してまさに眼からウロコだった。



説明会、畳の部屋の地面にベタっと参加者みんなが輪になってすわり、大牟田智子先生が同じ目線で説明をして下さるというスタイル。

大牟田先生「まずはみんな自己紹介して下さい。」

いきなりで驚いたが、参加者みなさんがそれぞれ名前と年齢、妊娠の周期や出産の経験などを話された。妻に引っ付いてきただけの私も、一応自己紹介。男性の参加者は私一人だけ、でも平気。


春日助産院内
 初産になる方から、年齢の心配をされている方、春日助産院での出産経験のある3人目という方、もう4人目という方など、皆さんそれぞれの状況をお話されていた。

 大牟田先生はとてもフランクな感じで、まずは助産院とは何か、病院とは何が違うのかなどのお話。でもその説明の合間合間に色々なこぼれ話がどんどん出てくる。

 とにかく盛りだくさんで、今思い出すのも大変だが、それぞれ病院・産婦人科について、出産時の医療介入の利点・欠点、おかしな部分について、現在の日本の産婦人科学の風潮についてなど、妊婦線として欲しい情報、なるほどと思える内容ばかりだった。

 参加者が直接質問をする機会は頻繁に与えられていて、その場で明確に答えて下さった。たとえばこんな内容。

妻「こちらまで家から車で40分以上かかるので、もし間に合わなくて車の中で頭が出てきたりとか、心配なんです。」

大牟田先生「車のシートが汚れないように気をつけるのが一番問題ね。」と、サラっとおっしゃられた。

・・・・・へ? と思ったが、さらにこう続けられた。

大牟田先生「産気づいて30〜40分でツルンと産まれるんだったらそりゃ安産ですよ、車でも家でも産んじゃっていいから、へその緒だけは引っ張らないように注意ね。」

・・・と、別に大した事ではない風に、おっしゃられた。

 車の中にレジャーシートと毛布はいつ産まれてもいいように積んでおくと良いそうで、そんな事例は普通にあるらしい。車のシートはクリーニングに出すと大変みたい、ということまでも。

 他の参加者さんの質問と、それに対する大牟田先生の回答を聞くのも、すごく勉強になった。妊婦を取り巻く環境は人それぞれ、とにかく家族や周囲を巻き込んで、妊娠出産を通して家族の絆を深める良いキッカケにしていきましょうと語られた。

 助産院で出産ということについて、今回説明会に参加させていただいて、具体的なイメージがとても浮かびやすくなった。

 助産院というと、現代医学の対極にあるようなイメージを勝手に抱いてしまっていたが、そんな先入観は吹っ飛んだ。むしろ真に最先端の産科学を実践されていると思った。

大牟田先生「今日はなんだか、話が脱線してばっかりだったな〜。」
とおっしゃられていたが、むしろ沢山脱線していただいて、すごく勉強になりました。

 マザークラスといって、食事やお産についての勉強会みたいなのに、これから色々参加していく予定。夫の私も付いてきて参加しても良いとのことで、これまた非常に楽しみ。


食育クラスに参加

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