拙文・駄文2009年8月
ワーカーホリック気味?
マンションの小さな一室で、高木治療院を開き、細々と治療を続けさせて頂いて、気がつけばもう8年を超えた。
2008年秋の、「リーマンショック」からの不況の影響も強くは受けす、おかげさまで毎日患者さんが何人も来院して下さっている現在、とてもありがたい事です。
いつか誰も来なくなるのではないかという、漠然とした恐怖・危機感は、開業当初から現在までやはり一貫して相変わらず消えることがない。
その恐怖感からなのか、仕事を休むことに対して、猛烈な恐怖と罪悪感がある。貧乏性ってものなのか。
「働きすぎ」をしばしば患者さんから指摘される。患者さんご存知の通り、盆と正月と水曜日以外は、日曜も祝日も高木治療院は開院しています。
2008年、自分は高木治療院を何日開けていたのか、数えてみた。そういえば休日を数えたコトなんて今まで一度も無かった・・。
〜 朝の大濠公園 〜
2008年、オリンピックイヤーでうるう年だった366日中、304日間、開院していました。水曜日の定休日、正月休暇、GW、お盆休み、法事など全て含めて、62日の休日を得ていた。
カレンダー通り完全週休2日制の人の場合、土日だけで100日以上の休日がある訳で、他の方と比較しても仕方ないことかもしれないが、もうちょっと休んでもいいかもしれない。
厚生労働省の、労働基準情報、労働時間適正化キャンペーンというページも参考に見てみた。この資料によれば、週60時間以上働く労働者の割合は、労働者全体のうち、わずか10.3%なのだとか(被雇用者のみのデータ?)。私は週72時間以上働いている訳で、他の方と比較しても仕方ないことかもしれないが、もうちょっと休んでもいいかもしれない。
いや、もうちょっと休まないと実は危険かもしれない。
患者さんには「疲労感を実感しない過労こそが危険」なんて偉そうなコト昔から言っておきながら、今更気付いた。
これを書いている今年2009年8月、上半期(1月〜6月)はどれだけ休日を取ったか数えてみた・・・。31日。相変わらずのペース・・。。
〜 朝の大濠公園 〜
などと、仕事を休むことに対する猛烈な恐怖と罪悪感を理屈でどうにか己に納得させようと試みるが、「じゃあ、大型連休取るか!」なんてそう簡単に考えは変わらない。貧乏性ってものなのか。
患者さんには「働きすぎですよ、休日なくしていつ回復する時間を得るのですか?」なんて偉そうなコト昔から言っておきながら、今更己を省みた。
もう8月、今年も残り5ヶ月未満となった今更ながら、とりあえず実現可能な、今年の目標を一つ決めた。
「一年で300日以上働かない。」
下半期で35日のお休みを頂ければ、年間労働日数299日で目標達成だ。
7月〜12月、水曜日が27回ある。7月には法事で1日、8月は盆休みで3日の休みを取る予定。年末は30日が水曜なので、29日から正月休みに入るとすれば2日分。今まで通りなら、合計で33日の休日となる。
目標達成にためには、あと最低2日は休日を設定しなければならない。患者さん達の来院状況を鑑みながら、本当に心身を休ませるための休日を作ってみようと思います。
無理を重ねて大病を患い、長期入院と休業を余儀なくされるパターンだけは絶対に避けたい、これこそ患者さんにとって大迷惑な話、このためにも高木は休日を作らねばなりません。
育児に関わる時間も、もう少し欲しいですし。
という訳で、少しだけ休日が増え、ご迷惑おかけする事になってしまいますが、どうぞご容赦ください。
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