旅行 熊本2015年9月
熊本地震の半年前に、熊本城を観に行っていました。
2016年4月14日と16日、甚大な被害を引き起こした直下型大地震。
今も多くの方々が、苦しい避難生活を送っておられる状況。一日も早い復興を願い、応援しつつ、自分なりの貢献の仕方というものを時折考える日々。
近いうちに、観光で訪れることで、熊本の経済再活性化に微力ながら貢献しようと思っております。
復興とは、被災された方々が、災害前の「あたりまえな日常」を取り戻す事と思え、そんな「あたりまえな日常」の中の、ほんの脇役、観光客の一人として自分は参加したい。
このページの写真は全て、震災の半年前。
2015年9月の日曜日、晴天に恵まれた観光日和。
この重厚かつ勇壮な姿を、次に拝めるのはいつの日になるか。
九州新幹線つばめ、まだ乗った事が無い方も多いのではないでしょうか。
まるで豪華な大名屋敷の大広間のような装飾、素晴らしいですよ。
竹製の座席に、黄金の壁面。
車両前後の扉は、まるで黄金の襖（ふすま）のようです。
ほとんど貸し切り状態の自由席車両。
座席間の広さは、東海道新幹線のグリーン車並みに広く、快適。
造りは簡素かつ豪華。
あえて各駅停車の便を利用しましたが、広々とした車内でのんびり過ごす列車旅の時間、１時間と少しあるのが、また良いのです。
各駅に停まらない早い便だと、博多からおよそ35分で熊本駅に到着してしまいますが、その便だと、この和風車両に乗れません。
熊本駅に到着。
新しく、綺麗なガラス張りの駅。
さすがは新しい駅。
バリアフリーで、車椅子でも安心して利用出来そうです。
路面電車に乗れるのも、観光として楽しいです。
乗った車両が相当の年代物、昭和テイストを楽しめます。
こんな見た目ですが、ニモカなど交通系ＩＣカードが使えます！
熊本駅から熊本城まで、遠からず、近からず。
路面電車数駅の、最寄り駅で下車。
熊本城ゾーンに入ります。
加藤清正公が、お出迎えです。
お土産屋さんに、レストラン、甘味処、などなど。
買い食いして、お土産物見て、縁日のような雰囲気。
ご当地ゆるキャラさんも、頑張っておりました。
本丸に向けて、歩きます、上ります。
これは周囲の櫓。
こちらも櫓。
今は震災で土台が崩れてしまいました。
天守閣、黒が映えて美しいです。
のどかで平和な時間を感じた当時。
まさか、あんな大地震が、ここで起きようとは。
屋根の鯱が、再び天守を飾る日を、待ち侘びます。
一日も早い復興を、お祈り致します。
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