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鍼灸専門・高木治療院・鍼灸師高木の日記です。

〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号 鍼灸院 高木治療院

旅行 倫敦2010年11月

その15 異文化




 私が年配男性の手助けをした際、正直、もう何人かの客が私と同じように駆け寄ってくると思っていたのだが、店内のどの客も、店員さんも、全く知らん顔であったのだ。




 この写真は、私が滞在したホテルの入り口。
ご覧の通り、スロープ無しの階段のみ、ベビーカーは持ち上げて階段を登らなければならないのだが、誰かがベビーカーを押して近づくと、周囲の人が数人当たり前のようにサッと集まり、積極的に手伝おうとするのだ。

「手伝いますよ!」
「いやいや、いいですよ、大丈夫。」
「いやいや、こっち持ちますから!」

みたいな、やりとりを多数目撃していて、お年寄りにも同じように優しいのかと思っていたのだが・・。

 そういえば、お年寄りを手伝う光景って、まだ目撃していない。
子供にすごく優しく接する店員は、幾度となく目撃している。
たまたまなのか、それともこれがこの地の文化なのか。
・・・・・




空腹も満たされたし、いい休憩になった。
50ペンス硬貨をチップとして置いて、店を出た。




パディントンから、滞在ホテルまで、散策しながら歩いて帰ってみようと思い、出発。




 大きなアパートか。
ボンド・ストリートやピカデリー周辺と比べ、緑が多く比較的閑静だ。




至る所に、現在地を示す表示があり、現在地把握がとても容易だ。

京都市内の、たとえば「四条烏丸」とか、「二条御池」のように、X軸とY軸をきちんと示してくれる。




宿泊先に近づくほど、建物の密度が増してくる。
やっぱり次回は、ホテルはパディントン周辺でとろう。




 いつの間にやら、ボンド・ストリート駅のすぐ近く、マーブルアーチ駅にまで来てしまった。
 寒いし、ちょっとマーブルアーチ駅の中はどんな風だか、見に行ってみよう。

 ふらふらと駅へ、切符売り場の近くで、金髪の中年女性にいきなり話しかけられた。

「Excuse me? ちょっと、これ、どうやるのか知ってる?」フランクなオバちゃんという感じだ。




オイスターカードに、1ポンドと50ペンスをチャージしたいのだが、やり方が解らないとの事。

おそらくはフランス人かな?
上手に英語を話すが、外国語として話すような言い回しだ。私にとっては、とても好都合。聞き取りやすく、教科書的な表現を使ってくれるので、理解しやすい。

 オイスターへの追加チャージは、自分もまだ未経験だが、方法を知る良い機会だ。ちょうどいい、お手伝いしてみよう。

この一件が、私には面白い経験となるのであった。


その16 マーブルアーチのマダム

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