無事に健康なまま3才になり、言語能力発達が著しい。正しかろうが、間違っていようがお構いなし、知っている日本語のフレーズを片っ端から、朝から晩まで発声練習、と言っても当人は勉強に励んでいるつもりなど毛頭無いと思うが。
とにかく、世界屈指の難解言語とも言えるであろう日本語を、着実に習得しつつある。
多くの大人と違い、幼児は言語習得に際して「挫折」などという言葉を持たない。ひたすら誠実愚直な向上心・学習意欲を持ったまま学びの道を迷わず突き進む。
努力が無駄だったらどうしよう?なんてくだらない思考は微塵も持たない。
面倒だ、時間が無い、教え方が悪い、私に合ってない、才能が無い・・・
そんな言い訳で挫折するようになるのは、小学生以降かも。
祖父母からのプレゼント、中古(おさがり)のデジカメで色々と撮影。その写真のほとんどはブレていて、何が写っているのか判断困難。
七五三。
撮影のプロフェッショナルに、撮られに行った。写真館まで、オヤツでおびき寄せる。
手際よく着物を着せてもらえた。
だが息子は不満。ヘンな服を着せられたとしか思っていないのだろう、私もこの手の行事はイヤだったから、とてもよくわかる。
テンションが最低になる前に撮影を開始しなければならない。
半泣きで、抗議の座り込み・・・。
貸衣装なんだから、という大人の事情なんて、関係あるはずがない。
写真を撮られるだけと判っているのは大人。何をされるか判らず、ひたすら恐怖なのは子供。
未体験のことは、何だって怖い、そんな単純なことを大人は忘れる。
恐怖を克服した後は、何事も無かったかのように楽しく遊ぶ。忘れたのではなく、経験を消化吸収したのだ。
大人みたいに、いつまでも消化不良でクヨクヨしたり愚痴ったりはしない。
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