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鍼灸専門・高木治療院・鍼灸師高木の日記です。

〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号 鍼灸院 高木治療院

旅行 名古屋2016年1月

その12 本丸最上階にあったもの


名古屋城

すっかり博物館化してしまった、この城の中を探訪中。
その劇的なビフォーとアフターに、個人的に若干引き気味・・。


名古屋城なか

部屋が暗くて、軍議が大変とお困りだった家臣さん達の悩みを、現代の建築の匠がオール電化で見事解決。火の明かりによる火災のリスクを減らすだけでなく、松明の火を消す水桶も置かずに済み、暗闇で水桶を蹴飛ばして殿に怒鳴られずに済むと、家臣の一人が大層お喜びでありました。


名古屋城エレベーター

具足を身に着けたままの、天守の昇降がとても大変、という古参家臣団の要望解決に、匠の技が光ります。漆喰塗の城壁のカラーに合わせた強固でモダンなデザインのエレベーターを城脇に設置。この一見異様とも言える光景に、足腰の弱った強面の重臣達の表情にも、思わず笑みがこぼれるようです。


名古屋城エレベーター内部

もちろん、城の内部にもエレベーター。和の空間に溶け込む木目調の自動扉、ニッポンの心を尊重する、匠のセンスが光ります。水汲みの小間使い達も、嬉しそうです。


天守閣おみやげ

さらに、匠のちょっとした心遣いがこんな処にも。
天守には、城下を見下ろす絶景を楽しめる場所に、お土産コーナーを設置。何かと物入りな大名も、出入りの豪商や公家相手に小遣い銭稼ぎが出来ると大満足。
商品の陳列にも、匠の技が随所にちりばめられています。


火縄銃

・・と、ある意味大変興味深く、楽しい名古屋城観光。
文化財保護とは何ぞや、と思索を巡らせたくなる場所だ。
どこまでが改修補強なのか。
壊してしまってはいないかどうか。


さらば名古屋城

そして、名古屋城本丸を後にする。
殿、まこと見事な天守でありましたぞ。 ある意味。


名古屋城とエレベーター

やはり、何度見ても、この絡繰り仕掛けの昇降機が斬新でありますな、殿。


駕籠

ところで殿、そろそろトヨタ・プリウスへのお乗り換え、いかがでございましょうか。


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