潟IオトモのSAAB20インチ、折りたたみ自転車。SAAB SAF-206
まだまだ、パーツを交換していきます。
後輪のメンテナンスは、前輪より数段面倒。
チェーンの歯車、これをスプロケットと言います。
これまで外して、やっと前輪と同じように、ベアリング部の解体とグリスアップが出来るようになります。
そしてこれは、「ボスフリー型スプロケットはずし」という相当にマニアックな専用工具です。これが無いと、いわゆるママチャリのスプロケットを外すことが出来ません。
まあ、外される機会無く、修理してもらえずに廃棄されるママチャリが大多数なのですが・・・。きっちりメンテナンスすれば充分使える自転車が、安易に捨てられ過ぎなんです・・・。
後輪のベアリング部も、きっちりと仕上げていきます。これで、とーっても滑らかなタイヤ回転が約束されます。
軸が仕上がったところで、タイヤの装着、の前に・・・
ホイールとタイヤの間、チューブが通る所に、このようなリムテープと呼ばれるものを貼りなおします。
巷に溢れる自転車パンクの原因の多くが、実はココ。まともなリムテープ処置がしてある自転車は、そこそこ高級車のみです。ホイール裏のスポークが接続してある突起部分と、タイヤチューブが擦れ合って、じわじわとチューブを傷め、軽い衝撃でチューブ破裂、となる訳です。
そうならないように、丁寧に貼っていきます。
初期装備のタイヤ重量、484g。
325gの、こちらに交換。タイヤの性能向上、耐久性の向上に加え、軽量化。
タイヤチューブを仏式に交換するため、ホイールのバルブ穴を狭くするための部品を追加。
実は、この部品だけではチューブが傷みます。バルブの根元で、ホイールにバルブを通す手前にワッシャーをかませて、バルブ根元を保護した方が良いです。
大いに手間暇をかけ、やっとタイヤ組み上げ完了。
この手間暇こそが、自転車を元気にするのです。
整備用のスタンドにかけ、リムの振れ(歪んでいないかどうか)回転の滑らかさをチェック。
問題なし、次の工程に移ろう。
まだまだ改良は続きます。
その5 SAAB自転車のボトムブラケット交換
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